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Y2K ってなんのことだか分かりますか?
VOGUE によると
Y2K(ワイツーケー)とはYear2000の略で、2000年への移行時に起こると懸念されていた「Y2Kバグ」から名付けられた、1990年代後半~2000年代初頭に流行したファッションやカルチャーの総称
だそうです。 へーー知らなかった。
2000年になる時のお晦日の夜はドキドキしながら過ごし、何も起こらんのかいって思ったのをよく覚えていますw
ファションやカルチャーって繰り返されるものなんだけど、こういう名付けも時代を反映するカルチャーの一つですよね。
このVOGUE の記事の中にZ世代がY2Kに夢中と書いてあるのですが、もう私にとったは暗号ですw
※ちなみにz世代とは「「1990年半ばから2010年代生まれの世代」を指すことが一般的です」だそうです。
話はY2Kにもどりまして、90年代のファッション今みたらちょっとダサいと思うようなものもありますが、ハイウェストがどんどんローウェストになっていることからも
確実に時代がもどりつつあると感じていますw
Y2K(ワイツーケー)とはYear2000の略で、2000年への移行時に起こると懸念されていた「Y2Kバグ」から名付けられた、1990年代後半~2000年代初頭に流行したファッションやカルチャーの総称だ。初代iMacの登場や、Nokiaなどのガラケーが普及し始めたのもちょうどこの時代。Y2Kと聞くと、その時代を知る人は、パリス・ヒルトンがジューシー クチュールのピンクのトラックスーツに身を包み、ブリトニー・スピアーズやニコール・リッチーがへそピアスに超ローライズのデニムをはき、モノグラム柄のミニバッグやミュール、ラインストーンがあふれた時代をイメージするかもしれない。だが、実際のY2Kはそれだけに留まらず、テクノユートピア主義からインスパイアされた近未来的なファッションや、レイヴカルチャーから影響を受けたファッションなども含み、そのスタイルは多様だ。イン・シンクの“I Want You Back”や、ブリトニーの“Oops!…I Did It Again”などのMVはまさにテクノユートピア的Y2K美学が詰まった作品だ。
Y2Kに限らず、どんな流行も廃れていく。だから10年代になる頃にはすでに「ダサい」という言葉の代名詞になっていたと言っても過言ではないこの時代のファッションやカルチャーが、20年の時を経てアップデートされ、今再びトレンドになっている。ローライズのミニスカートやヴィンテージ風ドレスが印象的だったミュウミュウや、レイヴ感のあるパターンやカーゴパンツをうまく取り入れたエコーズ ラッタ、チェーンベルトや厚底サンダルなどY2K感のあるアイテムを組み合わせたアクネ ストゥディオズ、ピンクルックやローライズデニムが目をひくブルマリン。22年春夏のランウェイもY2Kムードが全開だった。ブリトニーのドキュメンタリー映画や、パリス・ヒルトンの料理番組など、当時のスターがNetflixでカムバックしたこともY2Kリバイバルを感じさせた。
TiKTokでも続く「#Y2K」ブーム。
このY2Kムーブメントはどこから始まったのか? その答えはZ世代にある。TikTokでは「#Y2K」のついた投稿が30億回以上再生され、Z世代に人気の英フリマアプリDepopではY2Kアイテムの検索回数がここ数年で640%以上伸びたというデータも。音楽シーンでも、当時の楽曲をサンプリングした曲がバズり、ゲイルの「abcdefu」やオリヴィア・ロドリゴの「traitor」など、ハンディカムを使用した00年代風の粗い画質のMVが多数リリースされるなど、Z世代がそこにノスタルジックな魅力を感じていることが伝わってくる作品のリリースも多い。
Z世代にとって、Y2Kカルチャーは懐かしく、新鮮でもあり、クールなイメージなのだ。小さめのショルダーバッグや、ミュール、ラインストーン付きサングラス……。Y2Kスタイルに欠かせないこれらのアイテムは、フリマアプリでUSEDアイテムを、容易かつ安価に入手することができる。倹約志向で環境問題への懸念から新品ではなくヴィンテージファッションを好むZ世代の消費ニーズにフィットしたのも一因だろう。ベラ・ハディッドやヘイリー・ビーバー、オリヴィア・ロドリゴ、デュア・リパなどのヤングセレブやアーティストが、Y2Kをうまくアップデートして取り入れたことも、ブームに拍車をかけた。
シンプルかつナチュラル志向だったここ数年のファッションやカルチャーの傾向に対する揺り戻し、閉塞感への鬱憤、Z世代の古着志向、リセールビジネスの勃興を含むファッションのトレンド周期などが重なった結果の潮流がY2Kムーブメントならば、通底するマインドは、予定調和や洗練志向、主流に迎合することに対するアンチテーゼだと言えるかもしれない。
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