プアケニケニというお花のレイを知ってますか？

ALOHA!」満面の笑みと共に首元にかけられるレイ。ハワイを訪れたことがあれば、ホテル到着時などにこのハワイならではの「歓迎」を一度ならずとも経験したことがあるはず。レイは、旅行者を歓迎するためだけではなく、「祝福」や「感謝」や「尊敬」など、贈る相手への思いを込めた表現として、ハワイに暮らす人々の日常に深く根付いています。

卒業しきでは首が見えなくなるくらいレイをもらったりします

先日、主人が個展を行った時もたくさんのレイをいただきました。

家に持ち帰って飾っています。

男性にはククイの実のレイをあげることが多いです。

黄色いネットに入ってるのはジャックダニエルのミニボトルのレイ。お花も嬉しいけど、こういうのも嬉しいですよね💕

子供には、チョコレートやキャンディーで作ったレイをあげたりもします

先日、誕生日当日にミニライブをしていた長男がライブ中にいただいたレイ。

（動画から写真を抽出したので画像が悪いですが。。）

pua kenikeni というお花のレイで、とーーーーーーってもいい香りがします。まさに南国の香り。上の写真ではわかりづらいかもですが、白いぷっくりとしたお花です。

これがなんと1日たつとこんな風な黄色に変身するんですよ

プアケニケニという不思議な名前の由来ですが、プア（pua)はハワイ語で花　ケニケニ（kenikeni)は１０セントをしめすハワイ語だったそう。

ではなぜ10セントを意味する「ケニケニ」が花の名前になったか。
その昔、ハワイを訪れる観光客向けのレイ売りがとても人気だった頃の話。外来種で目新しく香りのいいオレンジ色のこの花のレイがよく売れるので、レイ・メーカーは少しでも多くのレイを作るために、花一輪10セントで買い取ったのだそうです。子供たちがお小遣い稼ぎに花を集めてレイメーカーに持ち込む姿が浮かびます。
10セントで売れる花、ダイム・フラワーだからプア・ケニケニ、ということのようです。

当時の価値で花１輪１０セントなので、高価なレイだったことが想像できます

ホノルル空港に降り立った時の南国の空気とほんのり香る花の香りが未だに大好きです

スタイリッシュでお洒落に。

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